
須坂の環境 – 冬の身に凍みる寒さとサラサラ雪がどれぐらい積もるのか
寒い!とにかく寒い!
“寒すぎて骨が痛くなる”っていう大げさな表現は・・・大げさではなかった。
須坂は長野県の北の方にあります(長野市の右隣り)。ちょっと車で走れば新潟に入ってしまう距離です。この位置関係だけで寒さの程度を想像できると思います。私は割りと寒さに強く、12月の東京でもワイシャツ一枚で都内を歩いて変人扱いされていました。しかし、そんな変質者でも須坂の寒さには完敗です。“フル装備”じゃないと外に出られません。
因みに、ワイシャツ1枚だと40秒が限界でした。
↑須坂市は地図でいうとここら辺です。
須坂の冬の気温
日によりますが、1月の最低気温は‐8℃ぐらいでした。家の中と外の温度差で窓が結露し、サッシ(窓枠)のレールの部分に小さな氷の柱ができました。23区でそのような現象見たことなかったから衝撃的でした。午前2時か3時頃に起きてトイレに行ったときのことで、半分寝ぼけていたから写真撮るのを忘れました。2度見して笑ってしまった記憶だけが残っています。
最高気温は3~5℃ぐらいです。冷たい風が吹きますので、東京の3~5℃とはまた違う感覚です。2月からは最低・最高気温ともちょびちょび上がっていく感じですが、それでも寒い。3月に期待します。
湿度もそこそこ低い
冬だから仕方ないですね。空気が乾燥しているから手の甲が白くカサカサして、顔も放置すると笑ったときにプチッとひびが入ります。化粧水と保湿クリーム、加湿器も必要です。
乾燥しているなら洗濯物がすぐ乾くイメージですが、やはり寒いからそうでもない。ただ、洗濯物を加湿器代わりに使えるから、電気の使用量は少し抑えられます。
須坂にどれぐらいの雪が積もるのか?
2021年の12月末から今まで(2022年の2月辺り)、雪は10日置きに降って、10~15cmぐらいどっしり積もるような感覚です。今年は寒波などの影響で平年より降っている・積もっているそうです。東京で1回もやったことない雪かきをこの1か月だけで3回以上やっています。いい運動になりますよ。大変?いや、雪大好きだ!
東京で雪が積もると大惨事です。次の日にはもう解け始めて、街中は泥だらけになります。では須坂はどうかというと、雪がずっと残っている状態です。積もった次の日も寒いから、解けないどころか、雪がずっとふわふわ(降り立て?)の状態です。数日経ってもずっとその状態です。雪好きにはたまらないですね。
でも、喜ぶのはまだ早い。毎年こんなにいっぱい降るかというと、そうではないらしい。須坂市がまとめたデータによると、2020年・2021年と比べて、今年は数倍の雪が降っている・積もっているそうです。
■参考情報:「今年は本当に雪が多いのか?!」 – 須坂市
天気が変わりやすい
もう一つ面白いと思ったのは、天気がたまに掛けてくる“フェイント”です。
東京では翌日の予報が雨だと、朝から降っているか、重たい曇りからの下り坂で降ってきます。泣く泣くすべての予定を中止して、“明日は家から一歩も出てやらない”と開き直ります。
しかし、須坂では雨・雪などの予報が出ても、午前中に謎の“晴れタイム”が出現するんです。朝起きて、窓から入ってくる太陽の光に「あれ?今日は雨じゃなかったけ?」って外を二度見します。「ラッキー!散歩しよう!」と、昨日の絶望モードから僅かな希望にすがりつこうとしたら最後。1時間もしないうちに予報通りになったりします。
須坂に住むと、天気にドッキリを仕掛けられている気持ちになります。

